ブログをはてなからHugo & Vercelに移行しました
4年前にはてなブログでブログを開設しましたが、Proを解約するのに伴って移行しました。
そもそもProにしたのはどうしてだったのかと言うと、Google AdSenseをやってみたかったということことに限ります。この辺のことについては当時の記事を見てください。
これからGoogle AdSenseを導入しようとしている人が後悔しないために気をつけることで、やってみてどうだったかといえば、「まぁいい経験にはなったけど、運用は自分には無理」でした。ブログの更新頻度を見てもらえばわかりますが、出だしは悪くなかったけどすぐに失速しました。会社のブログも書いて個人のブログも書いて、とかずっと継続してやっている人はすごいですね。ほんと尊敬します。
で、ブログを更新しないもんだからAdSenseを止められちゃいました。AdSenseが使えないならProにしておく理由もありません。ちょうど更新時期が1月だったこともあり解約しちゃいました。さて、そうすると今度は、はてなブログで独自ドメインが使えなくなります。ドメインも手放しちゃえばいいんじゃない?となりそうなものですが、なんとなく手放したくなかった。そうすると金をかけずに独自ドメインでブログ立てられる環境を探し始めます。
昨今個人ブログをHugoで管理し、Netlifyにホストするという構成をよく耳にするようになりました。仕事ではどちらも使ったことなかったのですが評判もよさそうだし、Hugoのテーマが揃っていることもあってこの構成を本線に色々と調査を進めました。
ドキュメント管理についてはGatsbyの方がトレンドなんでしょうか?真剣に比較検討はしていませんが、Hugoが辛くなってきたら浮気するかもしれません。またホスティングは一度Netlifyの環境を作ったのですが、Vercelの方がよいという情報がちらほら見つかったため、さくっとVercelに移行させました。実際に乗り換えてみて感じたVercelのメリットおよびネット上で見かけた情報を挙げてみます。
- レスポンスが早い
- ビルドが早い
- Slack連携が簡単
- 予期せぬ請求がない
レスポンスが早い は、大金を積まない場合です。どういうことかというと、Netlifyのサーバーはアメリカのみで、Vercelは東京にもサーバーがあります。またVercelはCDNが提供されているため速度面でのメリットが大きいです。Netlifyの場合$3000だかを支払うとCDNがサポートされるらしいです(一次ソースは洗っていません)。
ビルドが早い らしいですが、自分では実測していません。具体的に比較している記事がありますので、そちらを見てください。
Slack連携が簡単 は、無料プラン前提での比較になります。NetlifyもSlack統合はあるのですが有料プランでないとダメでした。ネット上では簡単にできるという記事も見つかったので、おそらくどこかのタイミングで変わったのだと思われます。ちなみに無料プランでもSlackへの通知自体は可能で、まずZapierとSlackを連携させ、さらにNetlifyとZapierを連携させればできます。Vercelの場合は無料プランでもSlack統合が提供されているため、チャンネルを用意してぽちぽちすれば簡単に連携できました。
予期せぬ請求がない 。ぶっちゃけ請求されるようになるまでビルド時間とかいかないのですが、間違ってスパイクしたときにいきなり請求されるようなことがありません。Netlifyだと自動的に請求されるらしいので、そういう意味でVercelの方が安心でしょうか。まぁ実行制限があるので、代わりに動かなくなるわけですが。
こんなとこかなー。独自ドメインはどちらも設定できますし、HTTPSも自動的に有効になります。すばらですね。
まとめ
そういえば地味に毎月かかっていたDNSオプションの100円もなくなりました。何事も経験ですね。ではこの辺で。